12.「非課税適用確認書の交付申請書兼非課税口座開設届出書」による口座開設と「非課税口座簡易開設届出書」 による口座開設の違い

「非課税適用確認書の交付申請書兼非課税口座開設届出書」による口座開設と「非課税口座簡易開設届出書」 による口座開設では、どのような遣いがありますか。

 

いずれの届出書によっても非課税口座を開設することができますが、「非課税適用確認書の交付申請書 兼 非課税口座開設届出書」の場合は、非課税口座の開設まで一定の期間を要する一方、「非課税口座簡易開設届出書」の場合は、即日で非課税口座の開設が可能であることが、主な違いです(Q15参照)。

 

これは、非課税口座の開設が可能かどうかの確認を税務署において行うこととされていますが、この確認を口座開設前に行うか口座開設後に行うかの遣いによるものです。

 

このため、「非課税口座簡易開設届出J書による口座開設後に、その口座が開設できないことが確認されたときは、「非課税口座簡易開設届出書」により開設された口座は非課税口座に該当しないこととなり、当初より一般口座として取り扱われます。

 

なお、「非課税口座簡易開設届出書」は、初めて非課税口座を開設する場合にのみ使用できるものとされていますので、平成30年以後に非課税口座を開設したことがある場合には使用することができません。

 

出所:国税庁

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