仮想通貨の分裂(分岐)により仮想通貨を取得した場合

仮想通貨の分裂(分岐)により仮想通貨を取得した場合

国税庁が公表しているものを中心に、所得税に関する情報を掲載しています。

5 仮想通貨の分裂(分岐)により仮想通貨を取得した場合

仮想通貨の分裂(分岐)に伴い、新たに誕生した仮想通貨を取得しましたが、この取得により、所得税又は法人税の課税対象となる所得は生じますか。


仮想通貨の分裂(分岐)により新たに誕生した仮想通貨を取得した場合、課税対象となる所得は生じません。


所得税法上、経済的価値のあるものを取得した場合には、その取得時点における時価を基にして所得金額を計算します。


しかしながら、ご質問の仮想通貨の分裂(分岐)に伴い取得した新たな仮想通貨については、分裂(分岐)時点において取引相場が存しておらず、同時点においては価値を有していなかったと考えられます。


したがって、その取得時点では所得が生じず、その新たな仮想通貨を売却又は使用した時点において所得が生ずることとなります。


なお、その新たな仮想通貨の取得価額は0円となります。


法人税についても同様に、分裂(分岐)に伴い取得した新たな仮想通貨の取得価額は0円となり、分裂(分岐)に伴い新たな仮想通貨を取得したことにより所得の金額の計算上益金の額に算入すべき収益の額はないものと考えられます。



【関係法令等】
所法 36 法法 22


出所:国税庁